ジゴボウ(ハナイグチ)食べるなら、うどんがおすすめ

長野県でよく食べられているきのこ「ジゴボウ(ハナイグチ)」。この時期(9月-10月)に、カラマツの湿った林床に生えるおいしいきのこです。以前、きのこ狩りをしている方に教えてもらい、いくつか採ってうどんに入れたら、そのヌルヌルした食感と野生味のある旨味にすっかりファンになってしまいました。
先日、八ヶ岳(車山)に行った時に、道路沿いで売っていたので買いました。その夜、さっそくキノコの味噌汁を作って食べたところ、なめこのようなつるんとした食感はよく合いますが、香りというか旨味が味噌に紛れてあまり感じられませんでした。
次の日は、うどんに入れて食べてみました。ヌルヌルつるんとした食感に、ふわぁと鼻に抜ける独特の香り、噛むと滲み出る旨味。「うん、これこれ」。初めてジゴボウを食べた時の味でした。
きのこ屋の店主によれば、湯通しして大根おろしで食べるといいとか、きのこ鍋もいいとか、いろいろ教えてもらいましたが、自分的にはやっぱりきのこうどんが一番好きかもしれません。